榊原の入れ歯ブログ

2016年5月17日 火曜日

医療の現場から その4

 しばしの休筆でした。
さて、今年の4月は診療報酬の4年一度の大きな改定でした。
 これは厚労省が時代にそくした医療を提供するために行うのですが、
報酬の引き上げは患者さんが支払う窓口料金に反映されます。
 診療報酬は医療費に直結するわけですから、なかなか
難しい問題でもあります。
 今、医療の現場では、2025年問題という危機に直面しております。
つまり、いわゆる団塊の世代が、すべて後期高齢者になるという問題です。
 さらに高騰する医療費。まさに国民皆保険の根本を脅かしかねない
深刻な問題です。そしてその十年後くらいから始まる大量死の時代。
それを見越して、厚労省は在宅医療に大きくシフトしてきています。
 
 2025年辺りに大量に発生するであろう大量の要医療者や要介護者。
受け入れ先も、人手も不足します。この不足をお補うために、
医科も歯科も在宅医療に頼らざるを得なくなるわけです。
 在宅医療には限界もありますが、家庭にいながら医療行為を
受けられるのは、とても便利なことだと思います。

 
 






 


投稿者 榊原デンタルクリニック | 記事URL

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