榊原の入れ歯ブログ

2014年10月27日 月曜日

失った歯の補い方 その2

無くなった部分の補い方として、何かにつけ話題となっているのは
やはりインプラントという方法でしょう。これはつまり、歯の無い
部分の歯茎に人工の歯の根っこを埋め込んで、その上に人工の
歯の頭の部分をこしらえるという治療です。この治療法は
すでに、一般の開業医で行われるようになって、40年ほど
たっていますから、決して最新の治療というわけではありません。
術式は至ってシンプルで現在の主流は、顎(歯茎)の骨に
穴をあけ、金属でできた人工の歯をねじ込むだけです。
それが自身の骨と癒着し、噛むことが出来るようになるわけです。
無くしてしまったところに、人工のはを生やす。簡単に説明すれば
そういうことです。
 ただ、生体に異物を埋入するわけですから、手術が必要です。
全身の健康状態や顎の骨の状態によっては、無理な場合もあります。
臨床的にも確立された方法ですし、患者さんの満足度も高い
のですが、近年は未熟な技術や無理な症例での処置により
トラブルも多々、発生している現実もあります。
さらに、一本のインプラントには30万円ほどのコストがかかり
ますから、欠損の状態によってはかなり高額の治療になります。


投稿者 榊原デンタルクリニック

入れ歯でお悩みの方はまず今の口の中の状態を診せてください ホームページを見たとお伝えください 052-694-3939 診療時間 9:30~12:30/14:30~19:30 土曜13:30まで 休診 木・日・祝日