榊原の入れ歯ブログ

2014年11月 5日 水曜日

失った歯の補い方 その4

欠損部分の補い方の最後は入れ歯です。これは江戸時代中期には既に
実用化されておいりました。失った部分に見合った歯と歯茎に相当する
部分を一体化して作り、失った部分の歯茎の形に合わせてはめ込む
方法です。正確には歯茎の粘膜に吸着させているのですが、あくまでも
着脱可能なものです。入れ歯は、一本の歯も残っていない場合は総義歯
ないしは、全部床義歯と言い、自身の残っている歯がある場合は、
部分床義歯といいます。口の中で入れ歯を安定させるには、歯茎に
吸着させ、場合によっては、残っている歯に維持を求めます。
入れ歯は、口の中に着脱式の大きな異物を装着して機能させるわけ
ですから、インプラントやブリッジとは根本的に異なります。
しかし、現状を維持しつつ機能回復を行うことのできる、極めて安全な
治療法です。あらゆるケースに対応でき、術式は一番苦痛を伴わない
方法です。しかも、入れ歯は唯一、可逆的な治療法でもあります。




投稿者 榊原デンタルクリニック

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