榊原の入れ歯ブログ

2014年11月22日 土曜日

入れ歯というもの その1

 今回から、入れ歯についてお話いたします。
入れ歯は一本だけのものから、すべての歯におよぶ総入れ歯まで、
あらゆる歯の欠損に対応可能です。入れ歯のことを我々歯科医師は、
義歯またはデンチャーと呼びます。まったく歯の無い方の入れ歯は、
全部床義歯とか総義歯、ないしは、フルデンチャー(コンプリートデンチャー)
と呼んでいます。それ以外は部分床義歯、ないしは、パーシャルデンチャーと呼びます。
部分義歯ではなく部分床義歯。なんだか、少し変ですね。それは入れ歯を
数える単位として、床(しょう)というからなんです。ひとつ、ふたつ、ではなく
いっしょう、にしょうという数え方です。これからは義歯という呼び方をしますね。

 欠損部分の範囲や状態により、義歯は様々な形態になります。非常に
複雑な形態をとらざるを得ない場合も多々ありますが、着脱を使用者本人が
頻繁に行わなければなりませんから、出来る限りシンプルな設計を追求します。
また、義歯の安定と強度を得るために、邪魔にならない限り大きな形をとること
になります。次回から、もう少し掘り下げた義歯の説明を致しますね。




投稿者 榊原デンタルクリニック

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