榊原の入れ歯ブログ

2015年1月14日 水曜日

優れた入れ歯を作製するために その2

優れた入れ歯の条件として、、まず求められることは、いかにして
現在の口の中の状態を再現するかということです。つまり型採りをして
患者さんの口の中の状態を模型として作り上げることです。
 患者さんの口腔内の状態は様々です。残っている歯の本数も、その部位も
そして歯茎の粘膜の状態もまちまちです。一般に、簡単なケースでは既製の
型採り用の器具を用いて行います。型採りのことは、専門用語で印象採得といいます。
型のことを印象と呼ぶのです。精密な印象のためには、まず既製の器具で印象採得し、
それによって作られた型で、その患者さん専用の型採り器具を作製し、それを用いて
再度、印象採得を行います。そうでなければ正確に口腔内の状態を再現出来ません。
 複数回の印象採得によって、ようやく口の中の模型が出来るわけです。
模型は石膏で作られておりますから、粘膜の弾力や厚さまでは再現されておりませんが、
精密な印象採得がなされていれば、その形状はかなりリアルに再現されます。
この模型をもとに入れ歯の作製がスタートします。

投稿者 榊原デンタルクリニック

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