榊原の入れ歯ブログ

2015年1月28日 水曜日

優れた入れ歯を作製するために その4

 前回までで、失われた咬み合わせの位置関係の復元をしました。
これはにより、咀嚼時に最大の力を発揮できるポジションが決定されます。
また咬み合わせの高さのほかに、歯の前後の位置関係も決定します。
 口元の状態や、バランスを考え、使用者が審美的にも納得して頂けるもの
でなければなりません。患者さん自身が、もともと、受け口気味であったり、
やや出っ歯気味であったり、これも様々ですが、口元の感じは顔の印象を決定
するものですから、、実際に人工の歯を並べた入れ歯の模擬入れ歯を作製し、
口の中におさめて、咬んでもらったり、鏡を見てもらい口元の状態を確認して
頂きます。その際、咀嚼や嚥下もスムーズに出来るかも確認します。
 この最終チェックした、模擬入れ歯が、そのままの形で次回に入れ歯と
なるわけです。ここまでで、印象採得、かみ合わせの決定、模擬入れ歯の試適と
最低でも三回の来院が必要です。何度も来院して頂き申し訳ないのですが、
このような、複雑なステップがあるものですから、ご理解ください。


投稿者 榊原デンタルクリニック

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