榊原の入れ歯ブログ

2015年2月 3日 火曜日

優れた入れ歯を作製するために その5

 模擬入れ歯の試適まで済めば、あとは入れ歯の完成を待つばかりです。
模擬入れ歯で、咬み合わせ等の機能性、口元の感じ等の審美性も確認しておりますから
ほとんど問題は」ないはずですが、実際に完成した義歯を患者さんに装着してみると
多少の誤差は生じます。それゆえ新製した義歯を口腔内に装着し再度咬み合わせの入念な
チェックを致します。模擬入れ歯の時には問題が無くても、実物で噛みしめてみたり
いろいろ動かしますと、微妙に歯茎の粘膜にあたったりすることもあります。
 実際の咀嚼時には模型上では再現不可能な複雑な動きも発生します。
したがって、新しい義歯は装着した時がゴールではなく、これに馴染み、機能を発揮
するまで、やはり数回の調整を必要とします。新しい道具は馴染むまでに多少の時間が
必要ですよね。必ず満足のいく結果になりますから、実際に食事をしてその使い勝手を
教えてください。それを頼りに調整を繰り返すことによって、ようやく新しい義歯は
あなたの身体の一部になります。


投稿者 榊原デンタルクリニック

入れ歯でお悩みの方はまず今の口の中の状態を診せてください ホームページを見たとお伝えください 052-694-3939 診療時間 9:30~12:30/14:30~19:30 土曜13:30まで 休診 木・日・祝日