榊原の入れ歯ブログ

2015年11月 7日 土曜日

自費治療の金額

 当院で扱っている特殊な入れ歯についてですが、金額について今一度説明いたします。
シリコンを使用した金具のない入れ歯は、全て保険外のものです。現在の保険治療の
制度ににより、製作物に保険部分と自費部分を混ぜることは出来ませんから、
特殊な入れ歯を作り出した時から、自費負担になります。つまり、入れ歯の
型採りをはじめて、入れ歯を作り、実際に問題なく使用できるようになったとこまでが
提示金額になります。これはホームページにも記載されておりますが、欠損歯が8本までは
16万円(税別)欠損歯が9本から総義歯までは19万円(税別)です。これはあくまでも
入れ歯一つ(1床)ですから、上下で作ればそのばいの金額になります。
 過去に自費での入れ歯を作られた方には、かなり安く思われる方のみえると思います。
何故か?従来の自費の入れ歯は、金属を使用した入れ歯が主流で、貴金属を用いることも
多かったからです。シリコンを使った入れ歯は、貴金属を使用しませんし、材料自体も
高額なものではありません。ただ、全てがオーダーメイドですし、作製には特別な機器を
必要としますので、保険の入れ歯のような金額にはなりません。
 インプラントというものを考えてみると、インプラントは大体
1本当たり30万ほどですから、欠損歯の数によっては、桁が違ってきます。
また、従来の金属を使った自費の入れ歯でも1床30~50万はします。

 シリコンを使った入れ歯は、インプラントの様に手術も必要とせず安全で比較的廉価です。
お悩みの方は、一度ご相談くださいませ。

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2015年10月18日 日曜日

金具のない入れ歯

 前回の更新より、かなり間が空いてしまいました。申し訳ありません。
さて、入れ歯の相談を受けておりますと、やはり部分入れ歯の金具に悩んで
おられる方が、結構多いように思われます。総入れ歯は根本的に粘膜での吸着力
で支えますから、必要ないのですが、部分的な入れ歯には残っている歯にも維持を
求めるため、従来の入れ歯では必ず金属製の金具が存在することになります。
この金具の事を、以前にもお話ししましたが、クラスプと呼びます。
 クラスプは欠損の部位によっては、前歯にも欠けることになります。
前歯の金属性のクラスプは、審美性において著しくマイナスです。
必ず、入れ歯を使用していることが、相手にわかりますし、いやでも前歯の金属部分は
目立ってしまいます。クラスプは金属製品であるがため、自由度にも限界があります。
 この致命的な欠点を解消したものが、入れ歯と一体化した樹脂のクラスプを用いた
入れ歯です。クラスプは入れ歯の床部分と同じ粘膜色ですから、たとえ前歯にかかっても
ほとんど目立ちません。
さらに弾力のある樹脂製品ですから自由度も大きく、従来の義歯の設計
では無理であったこともカバーできるようになりました。
 夢のような入れ歯は、既に存在します。もうあなたの悩はあすにでも解決するわけです!

 さらに、金具がないだけでなく、バイオシリコンを併用した、超快適な入れ歯を当院ではすぐに
提供することが可能です。

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2015年8月31日 月曜日

入れ歯アレコレ その3

 入れ歯を使用している方から、よく入れ歯の安定剤について質問を受けます。
テレビを観ていても、いろんな製品のCMが流れますよね。
 少量でぴったりくっつき、不愉快な入れ歯のトラブルはこれさえあれば
全て解決!なんていってますね、どのメーカーも。
 ま、合わなくなった入れ歯には、多少の機械的な固定力は発揮するでしょうが、
つまるところ、安定剤で入れ歯のトラブルが解消されることは有りません。
 少量の安定剤で済むなら、我々歯科医師は苦労しませんよ。そんな簡単なものでは
ありません。そもそも、合いの悪い状態で入れ歯を使い続けるということが問題なのです。
それを、強引に安定剤で機械的にくっつけるなんて、あまりにも無理すぎます。
 諸々も事情から、入れ歯を作ってから、かなりの時間が経過していたり、破損したままであったり、
欠損した歯の本数がかわってしまっていたりしたら、安定剤に頼るとか考えずに、歯科医院に頼りましょう。
 入れ歯の安定剤は、治療の途中で義歯の固定が困難な場合とか、どうしても通院不可の方には
有効かもしれませんが、それを使い続けるのはあまりにもナンセンスです。
 実際、安定剤の売り上げはかなりのもので、製薬会社のヒット商品であるらしいですが、
これは、ある意味歯科医師の怠慢でもあるかもしれません。それと、保険治療の限界という
部分も関与しているようにも思えます。

 なかなか、むつかしい話になりそうですが、安定剤に頼ることは個人的には全くお勧めできません。
もしそうであるなら、一度当院にご連絡ください。もっと快適になる方法をお話しします。

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2015年7月18日 土曜日

入れ歯アレコレ その2

 皆さんは、入れ歯というものにどんなイメージをお持ちでしょうか?
年寄りくさいですか?もちろん、使うことなしで過ごしたいですよね。
でも、不幸にして複数の歯を失ってしまえば、何らかの方法でそれを補い
機能を回復しなければなりません。機能回復には複数の選択肢がありますが
一番楽に回復する方法は、入れ歯なんです。
その入れ歯も、今はいろんなバージョンあるんです!
どうやら一般的な入れ歯のイメージは従来の金具が見えたり、適合があまく
種々の苦痛を伴うものというイメージがあるのではないでしょうか?
 もちろん、保険適応の入れ歯には制約があり、いわゆる入れ歯そうろうの
ものしか用意出来ないことも多々ありますが、そのイメージは過去のものです。
 目立たず、しっかり顎にフィットして、手術等の苦痛を伴わない機能回復
出来る入れ歯は実在します。
 抜けた部分を補いたい、でも痛いことはしたくなし、入れ歯には抵抗がある、
そんな方はとりあえず、シリコンを使った入れ歯を見に来てください。
きっと、明るい入れ歯ライフが待っているはずです!
 

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2015年5月26日 火曜日

入れ歯アレコレ その1

ブラッシングの達人から、少々間が空いてしまいました。しばらくは入れ歯に関するエトセトラを綴りたいと思います。
開業以来、数多くの入れ歯を作製して参りましたが、3年ほど前に、満100才の方の上下の入れ歯をセットいたしました。三桁の方でも、ご近所ではありますが、ちゃんと独りで歩いて治療に通われ、しっかりしておられました。これは外来患者さんの入れ歯を新製した記録かなと思っておりましたが、先日、ついに満101才の方の入れ歯の新製をいたしました。この患者さんも、介助の方はご一緒でしたが、ちゃんと通っていただきました。
やはり、長寿の秘訣はよく噛むこと。そして、しっかり食べること。いくつになっても、噛める入れ歯を求める意欲なんでは有りませんか? 高齢化社会とは言え、100才を越した方の治療は何かしら感慨深いものがあります。

投稿者 榊原デンタルクリニック | 記事URL

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